ごあいさつ


 
北海道のほぼ中央に位置する新得(シントク)町
アイヌ語の「シントコ」(山の肩、端)から来ている地名の通り、
山の麓にあり農業と酪農が盛んで特産品として新得そばが有名。
 
「幸福の黄色いハンカチ」では高倉健が演じる勇作が
検問で無免許がバレ、新得警察署に連行されるあの新得だ。
 
1993年にこの新得町に移住してきた三重県出身の映画監督
藤本幸久氏が1996年に一回目のShintoku空想の森映画祭を開催した。
 
 


写真中央の男性が藤本氏。笑顔の写真は貴重である。

 
 
私の映画祭との出会いは
2008年に田代陽子氏の「空想の森」(http://www.soramori.net/)の試写を帯広市内で見た。
「空想の森」ではこのShintoku空想の森映画祭のシーンもある。
新得で映画祭が行われていることをこの映画で初めて知った。
新得には温泉に入りに何度か足を運んではいたが、
とても興味がわいた。
 
そのとき私は4月に出版の仕事を辞め、
フリーのシステムエンジニアをやっていた。
 
 

ネコチャン。いつもはビビッドなカラーのシャツを着ている
とても目立つ方である。

 
 
前職からのお付き合いのある通称ネコチャン。
本名は野田さんと仰る。
帯広市内で「ねこまたや」(http://nekomataya.com/)というデザイン屋さんをやっている。
映画祭のWebから出版物、手の掛かる裏方関係にカフェコーナーの営業まで、一手に。
このネコチャンに連絡し、私は最初からスタッフとして参加、Web制作に携わった。
 
スタッフは移住者が多く、会場に近い新内にすむ人たちも。
とても個性的で面白い。発想が豊か。
 
最初の打ち合わせで新境地が開くどころか、別世界を見た気分に。
十勝にはこんな面白い人たちが居たのか!
 
 

映画「空想の森」英語字幕担当の山之内さんの息子さん。太愉・山之内・ヘイワードさん。
彼は映画祭のムードメーカーかつ、写真撮影もかなりの腕前だ。http://www.tayuhayward.com/

 
 
この年はフリーでプータローで幸い時間は潤沢にあったため、
世間で言うところの「おはようからおやすみまで」映画祭を見つめてみた。

面白くなくても全部体験していれば文句も言えるだろうと。
終わりに近づくにつれ寂しく感じている自分が居た。面白いのだ。
これが映画祭の「祭り」たるゆえんか。と。
 
 


2009年第14回終了後、映画祭の資材置き場となっていたD型ハウスの片付けのために集まった。
ここで空想の森映画祭のたくさんの足跡を見た。(撮影者 ネコチャン)

 
 
そのShintoku空想の森映画祭も今年で15回目を迎える。

ことしは実行委員として動いてみる。
マイノリティー(社会的少数者)をテーマとした。
とても難しいテーマを掲げた。

最初からハードル高いなぁ・・・

この難しいテーマをいかにお伝えするか熟慮を重ねている。

ぜひその結果たる
今年のShintoku空想の森映画祭にいらしてください。