第14回 2009年9月20日〜23日

分類 映画祭の歴史

poster2009年度ポスター PDF(4.6MB)

Program2009年度プログラム PDF(1.3MB) 

日程

9月19日(土)夜・オープニングパーティー
9月20日(日)映画祭1日目
9月21日(月)映画祭2日目
9月22日(火)映画祭3日目夜・さよならパーティー

プログラム

program_finish_S

13日(日)『準備日』

●10:00〜
新得町役場前集合 搬入作業

19日(土)

●19:00〜
Opening party
★共働学舎のチーズとワイン <参加費・1,000円>
★「アメリカ〜戦争をする国の人々」の長〜い予告編(25min)&撮影秘話[藤本幸久+影山あさこ]

20日(日)

●10:00〜11:36
mabusii-color
「まぶしい嘘」
長沼里奈監督作品・2007年・66min+監督フリートーク
スタッフ/キャスト■監督・脚本:長沼里奈 出演:飯塚俊太郎 / 成田愛裕美 / 藤野淳悟 / 青木真代 / 高橋理通子 

〈あらすじ〉一人アトリエでモノクロの絵を描く画家がいた。そこへ顔を描いて欲しいという女が訪れる。彼女はもうすぐ失明する。そして二人は恋をする。毎日女から届けられる花を見て画家は色を思い出していく。そして出来上がった絵を見た女は画家に哀しい嘘をつく。

プロフィール●札幌を拠点に活動する映画制作団体『映蔵庫』を主宰。
独特な色彩感による映像美にこだわりを持つ。『丹青な庭』(02)が南仏リヨンにて開催のAsian Cinema & Culture Festival 正式出品。

作品web:http://www.eizoko.com/index_bk.html
映蔵庫:http://www.eizoko.com

●12:00〜21:00
america
「アメリカ〜戦争をする国の人々(完全版)」
藤本幸久監督作品・2009年・478min(途中2回休憩あり)
《第1部》第1話・高校/第2話・イラク戦争/第3話・戦死(140min)
《第2部》第4話・先住民/第5話・見えない人びと/第6話・ベトナムの記憶(176min)
《第3部》第7話・抵抗/第8話・それぞれの春(178min)

監督■藤本幸久/撮影■栗原良介/インタビュアー■影山あさ子/コーディネーター■加藤鈴子・福原顕志/編集■藤本幸久・栗原良介/翻訳・字幕■加藤鈴子・影山あさ子/配給■影山事務所/製作・著作■森の映画社

 2006〜08年にかけて、200日間アメリカを旅し、撮影を続けた。アメリカの戦争と若者が、そのテーマだ。取材テープは、300時間を超え,1年間の編集で3本の長編ドキュメンタリーとなった。「アメリカばんざい」、「ONE SHOT ONE KILL」、「アメリカー戦争する国の人びと」の3作品だ。
 「アメリカー戦争する国の人びと」は、200日の旅の総集編であり、8つの物語で構成されている。1.高校(30分)2.イラク戦争(79分)3.戦死(31分)4.先住民(42分)5.見えない人びと(68分)6.ベトナムの記憶(66分)7.抵抗(109分)8.それぞれの春(69分)という8つの物語がそれぞれのエピソードとして独立しながら、アメリカの戦争と若者を巡っての交響曲となっている。ベトナム戦争からイラク戦争まで、アメリカの若者たちは、戦場で何を見てきたのか。戦争を経験した若者たちは、その後どんな人生を生きているのか。つまり、戦争する国とはどんな国なのか。マスコミの伝えないアメリカの姿が胸に迫ってくる。

カムイミンタラによる記事:http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=136200707t01

21日(月)

●10:00〜12:07
brian-color
「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」
早川由美子監督作品・2009年・97min+監督フリートーク
 イギリス反戦活動の生けるシンボル、ブライアン・ホウと彼のサポーターたちを、約1年半に渡って追い続けたドキュメンタリー。ロンドンの国会前の広場にテントを張って生活しながら、8年以上1日も休まず家にも帰らず、英米政府のテロ撲滅戦争に反対するブライアン。映画は、ブライアンと彼のカラフルなサポーター たち(これまでの生活を捨て、彼と共に生活することを選んだシングルマザー、半世紀以上反戦活動を続けるおじいさん、エキセントリックな人形アーティストなど)のインタビュー映像を交え、政府や警察の圧力により表現の自由が脅かされている現状と、それに対しユーモア溢れる精神で果敢に対抗する人々の姿を伝える。
プロフィール●75年東京都出身。成蹊大学法学部、London School of Journalism卒業。ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、独学で映像製作を始める。2009年日本ジャーナリスト会議黒田清JCJ新人賞受賞作品。 ●2009年/イギリス・日本/DVD/カラー/97min
監督■早川由美子/撮影■早川由美子・Paul Wright・Brian Haw

作品web:http://www.brianandco.co.uk/

●13:00〜15:08
oneshotone
「ONE SHOT ONE KILL」
藤本幸久監督作品・2009年・108min+監督フリートーク
ベトナムからイラクまで、アメリカの若者たちの戦争体験は、ひとつの事実を物語っている。それは、「人は、人を殺せるようにはできていない」ということだ。それゆえ多くの若者たちがPTSDで苦しむことになる。だが、戦争は今日も続いている。では、どのようにすれば、普通の若者が戦場で人を殺せるようになるのか。アメリカ海兵隊ブートキャンプの12週間に密着した。 

●15:30〜18:00
dotoku-color
「土徳〜焼跡地に生かされて」
青原さとし監督作品・2003年・118min+監督フリートーク

青原さとしプロフィール●1961年 広島生まれ。1987年イメージ・フォーラム付属映像研究所卒。1988年 民族文化映像研究所入所。2002年よりフリー。演出作品:『雪国木羽屋根物語』『望郷−広瀬小学校原爆犠牲者をさがして』『藝州かやぶき紀行』他。ヒロシマ平和映画祭実行委員会・代表(2005より隔年で開催。今年も開催)。 ヒロシマは古くから安芸門徒と呼ばれ、浄土真宗のお寺の多い地域である。広島市中区十日市町にある真宗のお寺・真光寺に生まれた映像作家・青原さとしは、古い因習にこだわり続ける戦前生まれの父に抵抗を感じていたが、父の死と相前後してカメラを回し始め、両親や地域の人々の壮絶な原爆体験と戦後の復興の歩みを探っていく。
 父の語った人生観「土徳=地域の恩恵」をキーワードに、現在から過去、ヒロシマから廣島へ、ひとつの家族史から、個・家族・町の関係を問う極私的歴史ドキュメンタリー。今年4月初公開から6年を経て「Japan Film Festival Los Angeles 2009」へ出品。初の海外及びアメリカ上映が実現した。

作品web:http://dotoku.net/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/hpff2009/

●20:00〜
Suna
「砂の器」
演・趙博
松本清張の小説を、野村芳太郎監督、橋本忍・山田洋次脚本で、1974年松竹が映画化。昭和46年6月、国鉄蒲田操車場構内で起きた殺人事件の捜査は、秋田、島根、伊勢、石川、大阪へと広がっていった。ベテラン刑事・今西[丹波哲郎]と若手刑事・吉村[森田健作]の執念で、天才音楽家・和賀英良[加藤剛]が容疑者として浮かぶ。しかし、その背景にはハンセン病に対する差別ゆえに故郷を捨てなければならなかった親子の姿があった…。映画が小説を越えたと評された、戦後日本映画を代表する秀作。
■ピアノ演奏:ハルマ・ゲン

chobakharumagen

プロフィール●パギやん(趙博/Cho Bak)
1956年大阪市西成区生まれ、韓国籍の自称「在日関西人」。コンサート・ライヴ・講演会・「歌うキネマ」などで各地を行脚。●著書『英語がわかる』『僕は在日関西人』『夢・葬送』●CD『<恨>歌集』『ベスト30』『音魂言霊』など多数。

趙博/Cho Bakサイト http://fanto.org

22日(火)

●10:00〜12:30
nanai
「ナナイの涙」
中井信介監督作品・2009年・110min+監督フリートーク

 「ナナイ」とはタガログ語で「お母さん」の意味、この映画のタイトルは「お母さんの涙」です。舞台は91年まで米海軍基地のあったフィリピンのオロンガポ市。お母さんたちは若い頃、米兵相手のクラブやバーで働き、米兵と恋に落ち、子どもを授かったが、恋人の米兵とは、本当の意味での家族にはなれなかった。この映画で描いているのは、米兵によって傷つけられた女性の姿ばかりではなく、父親に棄てられた母子が辿った人生の悲劇。責任は、父親としての責任を果たさない兵士たちを内部に抱えながら何の行動も起こさないアメリカ政府にもあるのです。

中井信介 プロフィール●67年京都生まれ。96年、第1回アジアウェーブ賞受賞。04年、ドキュメンタリー映画「クアリ」。06年より韓国「テチュ里」に暮らしながら撮影、RKB毎日放送制作「テチュ里の灯火」撮影。短編ドキュメンタリー「がんばれ!ファンセウル」で国際人権教材奨励事業AWARD2006を受賞。

公式web:http://homepage3.nifty.com/tewatashipress/index.html

●13:30〜16:00
soramori-kantokusoramori-gakko
「空想の森」
田代陽子監督作品・2008年・129min+監督フリートーク

 1996年。1回目の空想の森映画祭で映画と出会い、ここに暮らす人と出会い、私は映画の作り手になった。「空想の森」はこの映画祭から生まれた映画だ。
 2008年、ようやくお披露目上映ができた。完成した今も、私には大きな課題がある。一人でも多くの人に観ていただくには、どうしたらいいか。日々、試行錯誤で全国を上映して歩いている。各地の上映会場でお客さんといっしょに観ることで、私なりにわかってきたことがある。映画はライブだということ。劇場や映画祭で観てくれた方が、「自分の町でも上映したい!」と次第に自主上映を開催してくれる人が増えてきた。これが何より嬉しい。映画づくり・上映活動の過程で、私は本当の意味での勉強をしている。これからも、とびきりの喜び・面白さを、お客さん・キャメラの前に立ってくれた人たち・スタッフ・応援団の人たち、そして上映してくれる人たちと共に味わいたい。2009年。空想の森映画祭での上映を、皆さんと共に大いに楽しもうと思う。
「空想の森」監督 田代陽子

出品映画祭◆あいち国際女性映画祭2008●高崎映画祭2009●あおもり映画祭2009●福岡アジア映画祭2009

作品web:http://www.soramori.net/

●17:00〜19:00
Kaze
「ソピョンジェ〜風の丘を越えて」★ひとり芝居
演・趙博(唱・鼓)朴根鍾(笛)朱玉覧(琴)ハルマ・ゲン(Key.)

韓国映画ブームの火付け役となった作品で、1993年公開(日本では翌年)。解放直後、ユボン(父)、ソンファ(姉)、トンホ(弟)、血の繋がりのない3人の親子は、パンソリの修行をしながら各地で放浪の旅を続けていた。「時代遅れでキツイだけ」のパンソリ修行に絶えきれず、トンホは逃走する。ユボンはソンファの声に<恨(ハン)>を宿らせいつの日か名唱になるようにと、漢方薬で娘の目を見えなくさせてしまう。<恨>に埋もれることなく<恨>を越えて唄う…修行の中でユボンが逝き、ソンファは一人ぼっちになる。二十数年ぶりのある日、姉と弟はまみえるのだが、<恨>を越えて再会した二人は…全編に古典民謡とパンソリが流れ、「韓国人とは誰か」を根源的に問いながら、見事にそれを表出した名作。韓国民主化運動、民衆文化運動の結実とも言える映画。監督:イム・グォンテク、主演:キム・ミョンゴン、オ・ジョンヘ。

pakuchuporan
■民俗楽器演奏:朴 根鐘、朱 宝覧 
■シンセサイザー演奏:ハルマ・ゲン

●20:00〜
さよならParty <参加費・1,000円>

コメントを書く

メールアドレスが公開されたり他で使われたりすることはありません* 印の項目は必須項目です。

*
*