2023年9月16日〜18日「新しんとく空想の森映画祭」開催します
藤本幸久監督が実行委員長で26年間続けてきたShintoku空想の森映画祭。
私が映画祭に顔を出すようになったのはいつからだったっけ。映画祭が始まった当初、思春期の私は、父が関わっている変なひとたちの変な集まりには近づきたくないって感じで全然寄り付かなかった。
それがいつからだったか、のはなとしてグリーンカレーなどなどを作り野原と一緒に出店するようになり、映画祭の9月は毎年の恒例、どこか北海道外や海外にいても映画祭時期には必ず北海道に帰ってくるようになり、私にとって一年のうちで外せない大切なイベントになってました。
プログラムの内容はなかなかマニアックで、自分には関係ないような気がしちゃうような、ここで出会わなきゃ他で知ることなどないトピックなど、入っていけるかな大丈夫かなって気がするけど、入ってしまえばあらふしぎ誰でも入っていける、意外と自分のまんまでOKでその解放感を皆んなが楽しんでる、個性のまんまのひとたちが不思議と集まってくる数日間。映画祭を作ってるひとたちが皆んななんかあったかくて家族みたいで、映画祭を共通の楽しみにあの場所あの空間に集ってる。
色んなドラマがあってカオスな映画祭、いつも怒涛の数日間が終わると、あたりの景色はいつの間にか秋がぐんと深まっていて、身体は疲れを感じてて、楽しかった高揚感と、楽しかった空間と時間が終わって皆んなそれぞれの場所に帰っていくさみしさと、あの場所でああして毎年集まれる映画祭がやっぱりいいな〜好きだな〜ってしみじみ感じる。
そんな映画祭は去年、コロナ事情で3年振りに開催され、ファイナルを迎えました。最後ということで沢山のひとが集まりすごい熱気。映画祭に対する熱い想いと最後を惜しむ気持ち、こんなに皆んな持ってるのね溢れてるのねと感じて、やっぱりすごい映画祭だったんだなぁって感じた。
そして、今年
映画祭を続けたいという8人が実行委員として集まり仲間になり、新しんとく空想の森映画祭を開催することになりました。
私もそのうちのひとり。個性豊かな面々が揃い、それなのにそれでいてバランス感も良い感じがする。さてどんな映画祭になるか…?楽しみです。
空想の森映画祭を愛してる皆さん、今年の映画祭もよろしくお願いします。
映画祭の運営資金に協賛ご協力頂けますと、本当に助かります。そして9月にはぜひ、新しんとく空想の森映画祭を一緒に楽しんでください。
(映画祭に参加できないけれど応援してくださる方には、はら農場のお蕎麦を返礼としてお送りすることに。お楽しみください。)
どうぞ宜しくお願いします
芳賀 花子